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この記事では、
甲南大学マネジメント創造学部(CUBE)の
①偏差値・得点率
②入試の特徴
③合格最低点
について紹介しつつ、
CUBE生の僕が合格する最短ルートを紹介します。

実際に受験した僕だからこそ自信を持って伝えれる、
本当の合格最低ラインや、
受験した感想も含めているので、
ココ志望の皆さんは是非参考にしてください。
偏差値と得点率
(大学受験サイト「パスナビ」を参照。)
学部|学科・専攻・その他 | 日程方式名 | 共テ 得点率 | 偏差値 |
---|---|---|---|
マネジメント創造|マネジメント創造 | 前期英語重視型(共テ利用) | 68% | |
マネジメント創造|マネジメント創造 | 前期バランス型(共テ利用) | 67% | |
マネジメント創造|マネジメント創造 | 前期外部英語(共テ利用) | 66% | |
マネジメント創造|マネジメント創造 | 併用前期3教科(共テ利用) | 66% | 52.5 |
マネジメント創造|マネジメント創造 | 併用前期2教科(共テ利用) | 67% | 52.5 |
マネジメント創造|マネジメント創造 | 前期3教科型 | 52.5 | |
マネジメント創造|マネジメント創造 | 前期2教科型 | 52.5 |
2022年5月現在の偏差値は52.5で、
甲南大学の文系学部のなかでは
標準的な難易度です。
新設当初の偏差値は47.5だったことを考えると、
確実にレベルは上がっています。
今後も難化傾向にあるため、
偏差値55.0を目標にした方がいいでしょう。
入試の特徴(全体観)

マネジメント創造学部の一般入試は、
英語が得意な受験生が圧倒的に有利です!
もっと詳しくいうと、
英語長文と自由英作文が得意な受験生が強いです。
この2つを攻略することが出来たら、合格は近いです。
→甲南大学の英語 (徹底理解編)
また英語だけでなく、どの科目も文章レベルが高く、
記述力が問われる試験となっています。
英語強者が圧倒的に有利な理由

理由は、
①科目別の配点割合
②科目別の難易度
の双方において、英語が最も高いからです。
それぞれ解説していきます。
①満点の50%は英語で決まる。

英語 200点満点
国語(古文含む) 100点満点
選択科目(社会か数学) 100点満点
合計 400点満点
科目別の配点を見てみましょう。
英語の配点割合が全体の5割を占めています。
マネジメント創造学部は、
他の学部よりも、英語の比重が高いことが特徴です。
英語力を重視するCUBEだからこそ、
入試の配点においても、それが顕著に表れています。
→甲南大学マネジメント創造学部ってどんな学部?具体的に何をやるの?現役生の僕が全てを暴露します!
②甲南の英語は難しい。

甲南大学の英語は産近甲龍の中では頭一つ飛び抜けて難易度が高いです。
これに関しては武田塾さんも
→産近甲龍の問題傾向と対策まとめvs日東駒専(文系科目編) – 予備校なら武田塾 城陽校 (takeda.tv)
認めています。
具体的に何が難しいのかは、
甲南大学の英語 (徹底理解編)
を参照お願いします。
あわせて
甲南大学の英語 (徹底攻略編)
こちらもリンクを貼っておきますね。
合格最低点
過去問に記載されている合格最低点を10点ほど
上回っておけば、合格は間違いないでしょう。
得点率でいえば70%が安心ラインです。
ここで、
「合格最低点を超えても合格じゃないって、
どういうこと??」

と思われた方は、そのまま読み進めてください。
過去問の合格最低点は得点調整済み。
実は、大学の過去問に掲載されている
合格最低点は得点調整後の点数です。
一般的に得点調整後の点数は、
実際にとった点数(=これを素点と言います。)
よりも低くなります。
どのくらい点数が低くなるのかは、
各大学の得点調整の仕方や、
得点調整の対象となる科目数によって違います。
たとえば、関関同立の関西大学は
非常に得点調整の影響が大きい
(=素点があてにならない)ことが有名で、
過去問記載の合格最低点を50点程度は
上回っておく必要があります。
関西大学を安心して合格するなら、
+70~80点はみておく必要があります。
甲南大学は選択科目のみが
得点調整の対象です。
他の大学と比べると得点調整幅が狭いため、
過去問に記載されている合格最低点は
かなり正確な値(=素点に近い値)を
反映しているといってよいでしょう。
甲南は得点調整であまり点数を引かれない。
以下は私の受験結果です。
甲南大学は各科目の得点と成績順位が
表示される仕組みになっています。
英語 145.00点
国語 60.50点
世界史 81.57点
合計点 287.00点/400点中→得点率71.25%
合格最低点 266.00点/400点中→得点率66.50%
成績順位 15位/42人中
(*成績順位は合格者のなかでの順位です。)
自己採点の世界史は86点だったので、
4.5点マイナスされています。
400点満点の試験で4.5点は約1%です。
やはりこのことからも僕の予想通り、
甲南大学は得点調整の影響が非常に少ないです。
受験してみた感想
甲南大学の英語は個人的に
「関関同立レベルにある。」と思います。
問題の相性もあるかと思いますが、
筆者の場合は同志社大学よりも甲南大学のほうが
本番も過去問も、英語の点数は低かったです。

少なくともいえるのは、
関関同立や国公立大学を目指してきた人が甲南大学の入試に面食らうことはないと思いますが、近畿大学を第一志望に、摂神追桃などを滑り止めに受ける人が、
甲南大学の入試問題をみると、
「中堅私大にしては長文量が多く、読解メインの問題構成は難関大学っぽいな。」
と思われることは間違いありません。
合格は簡単ではありませんが、
基礎を徹底的に繰り返したうえで、記述力・表現力を養成することで甲南大学の入試に対応できるようになります。プラスアルファ少しの応用力があれば、関関同立ほどの幅広い応用力がなくとも十分に合格が可能です。
受験生は是非参考にしてみてください。
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