産近甲龍は頭悪い?いや、とんでもない!!高卒にも分かりやすくレベルを解説!

今回は、世間から馬鹿にされがちな
産近甲龍に合格することの難しさ
解説していきます。

これから産近甲龍
受験する人は是非読んでください。

自分が目指すレベルを正しく認識することは、
非常に大切だからです。

そして何よりも、
日東駒専・産近甲龍は紛れもなく、
”普通に難しい大学”(難関とは言っていない。)
であることを再認識してほしいからです。

産近甲龍は学年の上位20%

今回は

・産近甲龍合格者の高校偏差値
・大学受験の母集団のレベルの高さ
・大学の学生数

3つの視点から
産近甲龍が日本人の上位2割に入ることを
証明します。

高校偏差値65に相当

産近甲龍に一般受験で合格するためには、
偏差値65の高校で平均程度の成績は必要です。

これについては、あの武田塾も認めています。

高校偏差値&順位で行ける可能性が高い、大学偏差値ラインとは!?
「どれくらい勉強すれば、○○大学に入れますか?」という質問が多く寄せられるようになってきましたので、今回は高校偏差値帯でどの程度順位がどのレベルの大学偏差値になるのかのお話していきます!! そもそも偏差値とは?

武田塾によると、

高校偏差値50=大学偏差値35
高校偏差値55=大学偏差値37.5~45.0 
高校偏差値62=大学偏差値45.0~50.0 (摂神追桃レベル)
高校偏差値65=大学偏差値50.0~55.0 (産近甲龍レベル)
高校偏差値68=大学偏差値55.0~60.0 (関関同立レベル)
高校偏差値70=大学偏差値60.0~62.5 (同志社レベル)

に相当します。

これはあくまで
一般入試に限定した話です。

そのため、
実際に産近甲龍に入学してみると、
もう少し下がります。

高校偏差値60ぐらいが平均でしょうか?

少し話が逸れましたが、
皆さんは何を思いましたか?

世間では産近甲龍というと普通の評価を受けることが多いですが、実際には平均よりも、
かなり高い学力を要求されることが分かりますね。

むしろ平均的な日本人の学力では、
大学入試には全く太刀打ち出来ないと
考えたほうがいいでしょう。

Fランク大学や低偏差値大学は、

進学校でちゃんと受験勉強を頑張った人にとっては
楽勝に感じるだけであり、

それ以外の人にとっては
簡単ではない、ということです。

ところで、
偏差値65の高校というと、
皆さんどんなイメージを持たれますか?

僕は「本格的な進学校だな。」といった印象です。

ましてや進学後もそこで腐らずに
頑張らないと合格出来ない大学となると、

やはり難しい大学だと言って良いと思います。

それでは本題に入っていきます。

産近甲龍が同世代の上位何%なのか
計算していきます。

偏差値65=上位7%ですが、
高校受験の偏差値50=世間の偏差値50
と捉えてよいのか?
ということです。

高校受験の偏差値は少し高めに出ます。

なぜなら、
優秀層が多い中高一貫校など
高校受験不参加の人が多いからです。

東大や京大、医学部などトップ層を目指す
超進学校は中高一貫校であることが多いですし、
そこまでのレベルではないにしても、
中高一貫校の平均的なレベルは高いです。

そのため、偏差値3ほど差し引く必要性があります。

そうすると偏差値62となり、
産近甲龍に行けるのは上位12%の学力レベルです。

「人並みに勉強すれば入れる」の真意

世間一般でいわれている、
「人並みに勉強すれば日東駒専には入れる」
というのは、

偏差値65以上の進学校に通っていることが前提での話です。

補足:「上位6%では?」 について。

「偏差値65の高校で上位半分だから、
上位12%の更に半分の、上位6%ではないのか?」

こういった質問が多いので、
明確に間違っていることを説明します。

理由から申し上げますと、

「偏差値65以上」の高校に通う集団のなかで
成績が上位半分なわけではなく、

「偏差値65」←ココ重要!! の高校のなかで
成績が上位半分であるにすぎないからです。

あくまで高校入学時点の偏差値とはいえ、
やはり相関関係がある以上、
これは無視出来ない差でしょう。

ただしこのような考え方は、
偏差値輪切りされた都会の地域には適用出来ますが、
高校の数が少ない田舎の県では通用しません。

偏差値65の高校に、
偏差値75の生徒が進学するケースが
無視出来ない数になってくるからです。

そのため田舎の偏差値65の高校であれば、
7~8割の生徒が日東駒専以上の大学に
合格する場合もあり得ます。

大学受験の世界で上位50%

そもそも大学偏差値は
高校偏差値とはまるで違います。

大学進学率は約5割。
そのうち一般受験で進学する生徒は約5割。
と言われています。

単純に考えれば、
上位25%内で偏差値をつけているのです。

そのなかで偏差値50を超えるのは相当大変です。

ましてや同年齢だけでなく、
浪人生や社会人など、難関大学志望の
強力なライバルも加わってきます。

太郎
太郎

なるほど! そもそもが大学受験って、めっちゃ難しいことなんだね、!

花子
花子

上位25%内の集団の中で偏差値50=上位12.5%だよね。

太郎
太郎

うん。だから浪人生や社会人も含めたら実質は上位10%ぐらい。

花子
花子

でも、推薦入試で大学に入った人たち全員が、
産近甲龍に合格できないと決めつけるのも、
違うくない??

推薦で大学に入った人たちの中には、
一般入試で産近甲龍に入れる学力を持つ人も
大勢いるでしょう。

浪人生や社会人が加入する一方で、
優秀な推薦入試組が抜けているのも事実です。
±0と考えると、結局は上位12.5%です。

浪人生の割合は、
大学受験生全体の約15%ほどで、8万人ほど。

そのうち産近甲龍を合格レベルにある人たちの
割合は定かではありませんが、
現役生と同じ5割と考えても
4万人はいる計算になります。

続いては優秀な推薦組の数について。

産近甲龍よりも格上の、早慶MARCH関関同立など
難関私立大学の合計入学定員は1学年で10万人ほど。
そのうち大雑把に半分が推薦と考えると5万人。

推薦で入った5万人のうち、
産近甲龍の一般入試に耐えられるだけの学力を
持った人の割合は分かりませんが、

筆者の体感レベルとしては、
半分もいない、と思います。

仮に2万人とすると、
放出よりも新規で入ってくる優秀者の方が多いため、
産近甲龍に一般入試で合格する水準は、
この検証理論のもとでは確実に
上位12.5%以内です。


大学の学生数から考える。

https://gakureki.site/march-kkdr-percentage/

このサイトでは、

MARCH・関関同立以上の大学に通う学生は、
大学生全体のうち上位2割に入ることが
証明されています。

大学進学率は最新の年度で55%ほどなので、
同年齢全体の中では、
100人中11人がMARCH・関関同立以上の大学に
進学していることになります。

当然これは学生数での検証なので
推薦入学者を含みます。

早慶、MARCH・関関同立の推薦入学者は5万人ほど。
同年齢人口に対する割合は4%ほど。

差し引くと、100人中7人になります。

高校偏差値から考えると、
MARCH・関関同立は上位7%、

大学受験の母集団レベルから考えると、
MARCH・関関同立は上位7.5%。

私の2つの検証方法から導き出せる
確率と一致することが分かります。


産近甲龍が上位12%はあり得ない?

「あれ?上位10%?さすがに産近甲龍以上はもうちょいいそうだけどな~。」

「でも周りに早慶やMARCH、日東駒専の学生沢山いるけどな~。」とお思いの方。

もう一度言います。

貴方の周りにみえている学生のなかで、
一般受験を経て入学してきている人たちは、
大学にもよりますが、定員の約50%。

つまり半分です。

今回は、あくまで一般受験で合格する
受験生のレベルについて話しているので、
産近甲龍以上の学歴を持つ人の割合が、
上位10%という話ではありません。

逆に言うと、
日東駒専・産近甲龍以上の
学歴を持つ人の割合は20%前後です。

日東駒専・産近甲龍は高学歴!

ここまで様々な方法で、
産近甲龍の一般入試の合格水準について
徹底検証しましたが、

日東駒専産近甲龍
近年偏差値が急上昇している有名私立大学です。

一般入試で突破するには、
同世代の上位10%の学力が必要であり、
全体的に受験難易度は高いです。

産近甲龍は難しい大学ですが、
決して難関大学ではありません。

”難関”という言葉には、
「かなり難しい」といった
ニュアンスを含みます。

産近甲龍は難しい大学ではありますが、
かなり難しい大学とまでは、言えないと思います。

その理由は、
早慶やMARCH・関関同立と違い、
入試問題が簡単だからです。

早慶MARCH関関同立は、
少なからず応用力を試されますが、
日東駒専・産近甲龍は基礎力のみで
対応可能となっているからです。

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